polanka(ポランカ)のポーランドリネンは、ポーランドのリネン工場でpolankaのためにオリジナルで製作し、直輸入しています。糸から麻生地が織り上がるまでのすべての工程をポーランド国内でおこなっています。
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ブルダストーリー



burdaブルダという洋裁雑誌と出会ったのはポーランドの友人の家に遊びに行った時でした。

古くて色あせた雑誌に興味を示すと、友人がブルダの思い出を話してくれました。

「ブルダはポーランドが共産主義の時代に西ドイツから輸入されて本屋の洋書コーナーで販売されていた洋裁雑誌なのよ。

1970年代の私が子供の頃、ブルダの型紙から母に洋服を作ってもらってよく着ていたの。

周りの人から ’かわいい服だね' と褒められて嬉しかったな。」

友人のお母さんのクリスティナさんも子供達のために手作りをした当時の写真を見ながら懐かしそうに話をしてくれました。

ブルダストーリー
【 クリスティーナさんと次女(友人)】
 
ブルダストーリー
【 長女のドレスはクリスティーナさんの手作り、3年後には同じドレスを次女が身につけて 】


クリスティナさんは棚の奥から1970年代、1980年代のブルダを出して見せてくれました。

色あせた古いポーランド版ブルダは、雑誌本体はドイツ語、作り方の説明はポーランド語、そして型紙で構成されていました。
ブルダストーリー
当時の雑誌のモデルのファッションは、今見ても古く見えない不思議な魅力にあふれていました。

その当時のポーランドの女性はどのような生活をしていたのでしょうか。クリスティナさんにお聞きしました。

「1970年代のポーランドでは、生地を仕立て屋に持ち込んで洋服を作ってもらうことが多かったのよ。

私の家は貧しかったから、なるべく子供や自分の洋服は手作りをしていたわ。

ポーランドの洋裁雑誌もあったけれど、西ドイツのブルダの方が洗練されていて、型紙通りに作るとシルエットがとても素敵だったのよ。」


クリスティーナさんは1960年代の若い頃の写真を見せてくれました。

その当時、写真を撮ることも珍しかったこともあり、全身が写っている写真はほとんどありませんでしたが、クリスティーナさん手作りの洋服はどれも美しいラインを描いていました。

「デートのために、朝から3種類のワンピースを作り始めて、デートに間に合わせて一番似合うワンピースを着ていくこともしたわね。」と懐かしそうに話してくれました。

偶然出会ったブルダという西ドイツの雑誌から当時のポーランドの女性のおしゃれや生活を垣間見ることができました。

いつの時代も作ることは楽しく、豊かなことであると感じたひとときでした。

現在もブルダはポーランドの本屋さんで販売されています。

雑誌全てがポーランド語に変わっていますが、また長い年月を経て懐かしく眺める日がくるのかもしれません。